水質汚濁防止法や下水道法では、排水基準値を超えた有害物質を
含んだまま河川や湖、下水などの公共水域に流すことを禁じています。
したがって、薬品や廃液が法律の基準を満たしてなければ
適切な処理をする必要があります。
環境産業では、化学物質に関する資格を有する専門家がいますので
色んな化学物質が含有した廃液を処理することができます。
その中には危険物、毒劇物なども含まれています。
環境産業では特別管理産業廃棄物も扱っていますので、
硫酸、塩酸、砒素などの毒劇物、アルコールやガソリン、
灯油などの可燃性の薬品や廃液を取り扱うことができます。
(有)環境産業での薬品処理、廃液処理は水処理にて処理
を行っています。
その水処理方法は、中和凝集沈殿法によるもので
処理の途中ではパックテストによる分析で処理が
上手くいっているかどうかを確認し、処理後に分析機器による
分析をしています。
そこで排水基準を満たしていれば、合格となり排水されます。
排水基準を満たしていなければ、再度処理が行われます。
中和凝集沈殿法による水処理では、必ず脱水スラッジという
脱水機を用いて汚泥から水分の大部分を分離したものが
出てきます。
(有)環境産業では、脱水スラッジについては溶出試験を行い
埋め立て基準をクリアしたものはリサイクルしています。
(有)環境産業では、処理がきちんと上手くいくように
処理途中でパックテストを行い、さらに脱水スラッジから
有害物質が溶出してこないように、固定剤を使用しています。