今年の暑さは何か異常に感じるのは私だけでしょうか？歳のせいにはしたくありませんが、何だか年々過ごしにくくなっていますよね。

 

暑い夏だからこそ重要なのが暑さ対策。熱中症は家の外だけでなく家の中でもかなり多発しています。またエアコンもきちんと点けているし、水分も適度に摂っているから大丈夫という方もいるでしょう。

 

でも、電気代は気になりませんか？

私の家ではほぼ24時間エアコンが点いてますが・・・（汗）

 

しかも複数部屋（鬼汗）

 

するとやっぱり電気代が心配になってきますよね。しかも結構値上がりもしているし。そこでここでは電気代の節約にもなる家での暑さ対策について書いています。ただここでの節電はエアコンの設定を（もちろん設定を変えればより節電にはなりますが）・・・とかではありませんので、ご安心を＾＾

 

ここで言う家での暑さ対策はずばり、断熱です。「へっ？断熱？」と思ったあなた、たかが断熱ではないんですよ。これこそが、暑さ対策と節電対策を同時にできる必殺技なんです。

 

まずは断熱から。特に西日本ではこの断熱という意識が薄いそうです。日本全体で見ても現在の断熱基準を満たす家屋は僅か10％程度だとか。しかも無断熱状態も結構あるそうです。断熱をすれば何がどのように良いのでしょうか？

 

家には窓や玄関ドアなどから約70％の外気の熱が入ってくるそうです。ということは、断熱効果を上げることでこの外気熱の侵入を少なくすることができますよね。そうすることで部屋の気温が上がりにくくなります。

 

またエアコンで冷えた室内の冷気を外へ逃がし辛くなり、保温効果が高まるというわけです。それによってエアコンのフル稼働が減り、電気代が節約できるというわけですね。

 

じゃ～、この断熱方法にはどんなものがあるの？となりますよね。最もポピュラーなのは内窓を付けて二重構造にするとか、断熱シールを貼る、ガラスを断熱ガラスへ換えるなどがあります。

 

お値段的にはシールを貼る方法が安価ですが、効率的にはちょっと・・・という感じでしょうか。ただ現在は補助金がでるようです。要した費用によって異なりますが、最高200万まででます。

 

ただし予算が決まってきて全体で1000億円で、7月ですでに約35％は使われていますので、自分の家にも・・・という方は急いだ方が良いかもしれませんね。ただ対策をする前にきちんと補助金を取扱う窓口に問い合わせてからの方が失敗しない確率は高そうですよね＾＾

 

また上に書いた断熱対策の他にも安い価格でできる方法はあります。ただし、これから紹介する方法はあくまでも補助的なものという点には気を付けて下さい。

 

その方法とは、窓や玄関ドアに直接日光が当たらないようにすることです。これによって外気による温度上昇を緩和できます。例えば、昔ながらの葦簀（よしず）やすだれ、今時ではスタイルシェードのように見た目もお洒落なものもあります。

 

またグリーンカーテンも良いと思います。ただこちらは安くできるメリットはありますが育てるという手間がある上、花が咲くと蜂などの害虫が寄ってくるというデメリットもあります。ただゴーヤやフルーツ、きゅうりなどの野菜でグリーンカーテンを作れば、収穫したときの喜びは何物にも勝りますよね。

 

それとこれは高価な対策になるのですが、瓦に太陽光を反射する塗料を塗布するのも意外と良いんですよ。実際に私の家が瓦の張替えでそのような塗料にしたのですが、依然と比べるとかなり温度上昇が抑えられているような・・・。

 

と言っても、例えばその日に部屋の中の気温が３２度になるとしましょう。普通なら8時半くらいにはその温度になるのところを10時くらいまで時間がかかるようになったくらいですが＾＾

それでも朝はエアコンが要らない、昼間でも扇風機で過ごせるという日もありますし、この塗料だと瓦が通常よりも長持ちするようですし、何より補助金が出たのはうれしい誤算だった記憶があります。

 

ここまで話したように家の暑さ対策は気温をコントロールするのも大事ですが、調節した気温を如何に保てるかということも大事になってきます。またそれが今一番ネックになっている節電対策にもつながることは非常に大きいことですよね。