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車のフロントガラスの曇りの原因はアレにあった
2024-03-15
カテゴリ:生活
チェック
車のブロントガラスが何故か曇ってるよねあないですか?梅雨や気温差が大きい季節等、曇りやすい時期はありますが、そうでもないのに曇っていることが筆者にはあります。
もちろんガラスの外側が汚れていたらそうですが、昨日洗ったばかりで汚れなどもないのにって時です。
実はこの曇りは車の手入れをするときのアレに原因があったようです。それが洗車等での窓ふき。
えっ?窓ふきで?誰でもやってるじゃん。
はい、そうですよね。おそらく誰もがやっていることだと思います。ただね、プロの方たちとは少しやり方が違うようですよ。
ここでは特に内側からフロントガラスを拭く場合について書いていきますね。
通常フロントガラスを拭く場合って、汚れている時や洗車時が多いと思います。まあ私が子供の頃って、高級車にしかエアコンを付けていない場合が多かったので、ガラスが曇る度に拭いてましたけどね^^
で、布を水につけて絞って拭くのが普通だと思います。ただ、この水って私たちは通常、水道水を使うじゃないですか。フロントガラスが曇りやすい原因は実はこの水道水にあるんです。
水道水は純粋な水ではありません。つまり100%水ではないんですね。カルキやミネラルなど色んな物質を含んでいます。
川とかから水が浄水場へ行き水道水が作られます。川の水にはそれこそ水道水よりもたくさんの物質が含まれいます。これらの物質を基準をクリアするまで除去したものが水道水なんですね。
従って、水道水には極僅かですが、水以外の成分が入っています。この不純物が曇りの原因
になっているんです。
例えば塩水を沸騰させていって水を蒸発させると、塩が残りますよね。この塩に当たる分が不純物で、析出した不純物がガラスの曇りになっているわけです。
で、プロの人たちはどうするかというと水道水は使わずに拭くそうです。実は水道水から不純物を取り除く装置があり、この装置から精製された水を使っているようです。
テレビドラマで科捜研とかで分析する場面が出てきますけど、この分析に使用する水も精製装置で作られた水を使用しています。
ただこの装置ってかなりの価格になっているので個人的にはかなりの無理があります。そこで私たちが使えるのが、精製水です。通販や薬局でも売っています。記事を書いてる時点ではアマゾンで20ℓ約1800円が最安値でしょうか?(パット見た感じでは)
この精製水で濡らして縛った布で拭くと曇りにくくなるようです。またプロの方は汚れや手垢は水道水又はアルコールで除去したあと、この精製水を使った布で仕上げをするようです。
ガラスの外なら水道水の後、精製水で洗い流すそうです。実はこの方法は先程の科捜研の話を例に挙げると、使用したガラス器具をこのような方法で洗浄します。もちろん再度使えるものに対してですが。
例えば弊社だと洗浄液につけておいて、水道水で洗浄し精製水で水道水を洗い流すという工程をしています。水道水だけだと使っていくうちにガラスが曇ってきてやがて曇りが取れない状態になってくるのです。
さて、フロンガラスの曇りの原因とそうならないための方法は如何でしたか?通常のエアコンでとれる曇りと違い、水道水の不純物による曇りはエアコンではとれません。不純物がガラス表面にくっついているからです。
そのままでは日差しの照り具合などで、酷い時にはほとんど先が見えないときもあり非常に危険です。そうならないためにも、日ごろからの手入れ等は怠らないようにしたいものです。